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【車種別対応】カーオーディオの「神EQ設定」!音響のプロが教えるイコライザー調整の鉄則と高音質化のコツ

【車種別対応】カーオーディオの「神EQ設定」!音響のプロが教えるイコライザー調整の鉄則と高音質化のコツ

music grow labo

こんにちは、Music Grow Laboのotonariです!

「車で聴く音楽の音質、なんだかイマイチなんだよな…」「もっと迫力のある重低音でドライブを楽しみたい!」そう思って、カーオーディオのイコライザー設定をいじってみたものの、「結局、どう設定するのが正解なの?」と迷子になっていませんか?

大丈夫です。カーオーディオの音響調整は、自宅のオーディオとは違って、車という特殊な空間のせいで少し複雑に感じるかもしれません。でも、ご安心ください。このブログでは、私がフリーの作曲家として培ってきた音響の知識と、多くのオーディオファンが実践している「神設定」の秘密を、あなたにだけに、優しく、そして分かりやすくお伝えします。

この記事を最後まで読めば、あなたはもうイコライザー設定で迷うことはありません。あなたの愛車が、まるでライブ会場のような最高のリスニングルームに変わるはずです。さあ、一緒に最高のドライブミュージックを作り上げましょう!

  1. カーオーディオのイコライザー設定を始める前に知っておくべき基本の「キ」
    1. イコライザー(EQ)とは?周波数帯域ごとの役割を初心者向けに解説
    2. まずは「フラット」から!イコライザー調整の正しいスタート地点
    3. ジャンル別イコライザー設定の基本パターンと調整のコツ
  2. 【プロが教える】カーオーディオのイコライザーおすすめ設定と「神設定」の全貌
    1. 万能すぎて驚く!「Perfect(パーフェクト)」イコライザー設定
    2. Perfectを超える最強設定?「Eargasm Explosion」イコライザー設定
    3. 重低音を活かした迫力満点のカーオーディオ設定の秘訣
    4. ボーカルが際立つクリアな高音質を実現する設定と聞き取りやすさの秘密
    5. 車内環境とスピーカー配置を考慮したイコライザー調整の極意:タイムアライメントの重要性
    6. 高音質への近道!DSP(デジタル・サウンド・プロセッサー)の活用と31バンドEQの威力
    7. カロッツェリア、アルパイン、純正ナビ…メーカー別イコライザー調整の傾向と特徴
    8. 「音がこもる」「シャカシャカする」カーオーディオの音質トラブル解消法と周波数特定
    9. イコライザー設定の最終チェック!「聴き比べ」で最適な音場作りと満足度を高める方法
    10. まとめ:カーオーディオのイコライザーおすすめ設定と調整のポイント10選
  3. カーオーディオのイコライザー設定に関するよくある質問とotonariの回答
    1. Q. イコライザー設定で音質が劣化することはありませんか?
    2. Q. ナビのイコライザーとスマホアプリのイコライザーはどちらを優先すべきですか?
    3. Q. 車種によってイコライザー設定は変えるべきですか?
    4. Q. 3バンドEQ(低音・中音・高音)しかない場合、どう調整すればいいですか?

カーオーディオのイコライザー設定を始める前に知っておくべき基本の「キ」

まず、イコライザー設定の「おすすめ」を知る前に、そもそもイコライザーが「何のためにあるのか」を理解しておきましょう。ここを理解すれば、調整が格段に楽しくなりますよ。

イコライザー(EQ)とは?周波数帯域ごとの役割を初心者向けに解説

イコライザー(EQ)は、簡単に言えば「音の周波数ごとの音量を調整する機能」のことです。音楽には、低い音(ベースやバスドラム)から高い音(シンバルやボーカルの息づかい)まで、様々な高さの音が含まれています。これらを「周波数帯域」として区切り、それぞれを強くしたり弱くしたりするのがイコライザーの役割です。

車内は、座席の位置や窓ガラス、内装材の反射などによって、特定の周波数だけが強調されたり、逆に消えたりしやすい特殊な空間です。イコライザーは、この「車内の音響的な偏り」を補正し、本来の音楽のバランスを取り戻すために使います。

主な周波数帯域の役割を見てみましょう。特にカーオーディオで重要になる帯域を詳しく解説します。

周波数帯域 音の要素 調整のポイントと具体的な影響
超低音域(20Hz~60Hz) 重低音、体の芯に響く振動、サブウーファーの領域 迫力や深みを出す。上げすぎると「ボンボン」とした締まりのない音になる。
低音域(60Hz~200Hz) ベースライン、バスドラムのアタック、音の厚み 音楽の土台。上げすぎると「こもり」の原因となり、ボーカルが聞き取りにくくなる。
中低音域(200Hz~500Hz) ボーカルの厚み、楽器の温かみ 車内で反射しやすい帯域。下げるとスッキリするが、下げすぎると音が痩せる。
中音域(500Hz~2kHz) ボーカルの主旋律、ギターやピアノの主要な響き 音楽の「核」となる部分。この帯域の調整がボーカルの聞きやすさに直結する。
中高音域(2kHz~4kHz) ボーカルの明瞭度、楽器の輪郭、音の存在感 上げるとボーカルが前に出るが、上げすぎると「キンキン」とした耳障りな音になる。
高音域(4kHz~8kHz) シンバル、ハイハットのキレ、音のシャープさ クリアさや透明感を出す。上げすぎると「シャカシャカ」としたノイズ感が増す。
超高音域(8kHz~20kHz) 空気感、倍音成分、音の広がり 音源の持つ繊細な響きを再現する。上げすぎても音質劣化の原因にはなりにくいが、効果を感じにくい場合もある。

あなたが「音がこもる」と感じるなら、中低音域のどこかが強すぎるかもしれません。「迫力がない」なら、低音域を少し持ち上げてみましょう。このように、不満な点と周波数帯域を紐づけるのが調整の第一歩です。

まずは「フラット」から!イコライザー調整の正しいスタート地点

イコライザーを触る時の鉄則は、まずすべてのスライダーを「0」(フラット)に戻すことです。プリセットの「Rock」や「Pops」も便利ですが、あなたの車やスピーカーに最適化されているわけではありません。プリセットはあくまで一般的な傾向に合わせたもので、車種やスピーカーの特性、そしてあなたの耳の好みにまでは対応できていないことが多いのです。

フラットな状態から、「少しずつ」調整していくのが、失敗しないための最大のコツです。フラットの状態が「基準点」となり、そこからどれだけ変化させたかが明確になるため、調整による音の変化を正確に把握できます。もし調整に迷ったら、いつでもフラットに戻れるように、この「基準点」を忘れないでくださいね。

otonariからのワンポイントアドバイス:多くのカーオーディオでは、イコライザーとは別に「ラウドネス機能」や「バスブースト機能」があります。これらは音を派手にしますが、音質を歪ませる原因にもなります。本格的にEQ調整をする際は、これらの機能はOFFにしておくことをおすすめします。

ジャンル別イコライザー設定の基本パターンと調整のコツ

音楽ジャンルによって、強調すべき帯域は変わってきます。ここでは、代表的なジャンルの基本的な調整パターンをご紹介します。あなたの好きなジャンルを参考に、調整の方向性を決めてみましょう。

  • ロック・ポップス(迫力重視):
    • 低音(60Hz~120Hz)と高音(4kHz~8kHz)をわずかに強調し、中音域を少し抑える「ドンシャリ」傾向にすると、迫力とキレが出ます。
    • 具体的には、60Hzを+3dB、4kHzを+2dB、500Hzを-1dBといった設定がおすすめです。
  • クラシック・ジャズ(繊細さ重視):
    • 全体的にフラットに近い設定を保ち、広がりを出すために超高音域(10kHz以上)を少しだけ持ち上げると、繊細な表現が際立ちます。
    • 低音はフラット、高音は10kHzを+1dB程度に抑えることで、楽器本来の響きを大切にします。
  • ヒップホップ・EDM(重低音重視):
    • 超低音域(40Hz~80Hz)をしっかり持ち上げ、重低音のグルーヴ感を強調します。
    • ただし、中低音域(200Hz~500Hz)を下げて、低音がボーカルを邪魔しないようにバランスを取るのがプロのテクニックです。

【プロが教える】カーオーディオのイコライザーおすすめ設定と「神設定」の全貌

さて、ここからは多くのオーディオファンが「神設定」と呼ぶ、具体的なおすすめ設定をご紹介します。これらは、特定の環境に依存しない、「どんな車でも高音質になりやすい」万能設定として知られています。あなたのカーオーディオが多バンドのイコライザーに対応しているなら、ぜひ試してみてください。

万能すぎて驚く!「Perfect(パーフェクト)」イコライザー設定

「Perfect」設定は、かつてiTunesのイコライザー設定として話題になり、今もなお多くのオーディオ機器で試されている定番中の定番です。特定の周波数を階段状に持ち上げることで、どんなジャンルの音楽もバランス良く、高音質で聴こえるように設計されています。この設定のすごいところは、「流す音楽に合わせて個別にチューニングする必要がない」という点です。まずはこの設定を試してみて、あなたの車でどう聴こえるか確認してみましょう。

周波数帯域 Perfect設定(dB) 調整意図
32Hz +3dB 超低音の深みを加える
64Hz +6dB 重低音の迫力を強調し、音の土台を作る
125Hz +9dB 低音の厚みを出し、迫力を増す
250Hz +7dB 低音と中音の繋がりを滑らかに保つ
500Hz +6dB ボーカルの土台を支え、音に安定感を与える
1KHz +5dB 中音域の明瞭度を確保し、音源の情報を引き出す
2KHz +7dB 音の輪郭を際立たせ、ボーカルを前に出す
4KHz +9dB 高音のキレとシャープさを強調し、音を華やかにする
8KHz +11dB 音の広がりと透明感を最大化し、臨場感を高める
16KHz +8dB 超高音域の空気感を演出し、ハイレゾ音源の良さを引き出す

(参考元:最強イコライザー設定である「Perfect」と「EargasmExplosion」は車にもオススメ|KENGOG(ケンゴグ)

otonariからのアドバイス:この設定は全体的に音量が大きくなる傾向があります。もし「ちょっとうるさいかな?」と感じたら、すべての数値を-2dB〜-3dB程度下げてみるなど、全体を均等に調整してみてください。また、カーオーディオのイコライザーは、調整できるバンド数が少ない場合が多いです。その場合は、最も近い周波数帯域のスライダーを参考に、このカーブに近づけるように調整しましょう。

Perfectを超える最強設定?「Eargasm Explosion」イコライザー設定

「Eargasm Explosion(イヤガズム・エクスプロージョン)」は、Perfect設定をさらに改良し、「よりクリアでメリハリのある音」を目指してプロの音楽家が調整したと言われる設定です。名前の通り、聴覚が爆発するような快感をもたらす、と評判です。

Perfectとの大きな違いは、4KHz帯域を意図的に下げる点にあります。この帯域は、上げすぎると耳に刺さるような「痛い音」になりやすい部分です。ここを抑えることで、全体のバランスを保ちつつ、高音域の透明感と低音の迫力を両立させています。特に、長時間運転する方や、高音の刺激を抑えたい方には非常におすすめできる設定です。

周波数帯域 Eargasm Explosion設定(dB) Perfect設定との主な違いと効果
32Hz +3dB 変更なし
64Hz +6dB 変更なし
125Hz +9dB 変更なし
250Hz +7dB 変更なし
500Hz +6dB 変更なし
1KHz +5dB 変更なし
2KHz +7dB 変更なし
4KHz +4dB Perfectの+9dBから大幅にダウン。耳障りな「キンキン音」を軽減し、聴き疲れしにくいクリアな音質を実現。
8KHz +11dB 変更なし
16KHz +8dB 変更なし

(参考元:最強イコライザー設定である「Perfect」と「EargasmExplosion」は車にもオススメ|KENGOG(ケンゴグ)

otonariからのアドバイス:もし、あなたが「高音がキンキンして苦手だ」と感じるタイプなら、こちらのEargasm Explosion設定の方が、より心地よく聴けるはずです。特に長時間運転する方におすすめです。この設定をベースに、さらに高音の透明感を求めるなら8KHzや16KHzを少しだけ上げ、低音の迫力を求めるなら64Hzを少し上げるなど、微調整を加えてみてください。

重低音を活かした迫力満点のカーオーディオ設定の秘訣

ロックやヒップホップ、EDMなど、重低音が命の音楽を聴くことが多いなら、低音域に特化した調整が必要です。ただし、闇雲に低音を上げれば良いわけではありません。重要なのは、「締まりのある、タイトな低音」を出すことです。ただ響くだけの「ブーミー」な低音は、音楽を台無しにしてしまいます。

  • 超低音域(40Hz~80Hz)の調整:この帯域を+3dB~+5dB程度持ち上げます。この帯域は、体に響くような「重さ」や「深み」を生み出します。サブウーファーを搭載している場合は、この帯域を積極的に活用しましょう。
  • 低音域(100Hz~200Hz)の調整:この帯域は、低音の「輪郭」や「アタック感」に関わります。ここを上げすぎると音がこもりやすくなるため、+1dB~+2dB程度に抑えるか、フラットに保つのがコツです。カーオーディオで最も音がこもりやすい帯域の一つなので、もし低音が濁るようであれば、この帯域をマイナスに調整することを検討してください。
  • 中低音域(250Hz~500Hz)の微調整:低音を強調すると、ボーカルなどの中音域が埋もれがちです。250Hz~500Hzあたりをフラット、または-1dB程度に抑えることで、低音とのバランスを取りやすくなり、ボーカルがよりクリアに聞こえるようになります。

低音を上げすぎると、最悪の場合、スピーカーが音割れを起こしたり、寿命を縮めたりする原因にもなります。「少し足りないかな?」と感じるくらいで止めておくのが、長く良い音を楽しむ秘訣です。音量を上げたときに、スピーカーから「ビリビリ」という異音がしないか、必ず確認しながら調整しましょう。

ボーカルが際立つクリアな高音質を実現する設定と聞き取りやすさの秘密

J-POPやアコースティック、ジャズなど、ボーカルや楽器の繊細な響きを重視したい場合は、中高音域の調整がカギとなります。特に、ドライブ中にニュースやラジオを聴くことが多い方も、この設定が重要です。

  • 中高音域(2kHz~4kHz)の調整:この帯域は、ボーカルの「明瞭度」や楽器の「存在感」に大きく関わります。ここを+2dB~+4dB程度持ち上げると、ボーカルが前に出てきて、歌詞が聞き取りやすくなります。ただし、前述の通り、上げすぎると耳が疲れる原因になるため、慎重に調整しましょう。
  • 超高音域(8kHz~16kHz)の調整:この帯域は、音の「透明感」や「空気感」を演出します。+1dB~+3dB程度持ち上げることで、シンバルやハイハットの響きがシャープになり、全体の印象がクリアになります。この帯域は、音質を向上させても耳障りになりにくい傾向があります。
  • 中音域(250Hz~1kHz)の微調整:250Hz~1kHzの中音域をフラットに保つことで、ボーカルの自然な響きを損なうことなく、高音のクリアさを引き立てることができます。もしボーカルが「くどい」と感じたら、500Hzあたりを-1dB程度下げてみると、スッキリとした音に変わることがあります。

otonariからのワンポイントアドバイス:ボーカルの聞き取りやすさを追求するなら、イコライザーだけでなく、「センタースピーカー」の有無も重要です。もしセンタースピーカーがある場合は、その音量を少しだけ上げることで、ボーカルが車の真正面から聞こえるようになり、聞き取りやすさが格段に向上します。

車内環境とスピーカー配置を考慮したイコライザー調整の極意:タイムアライメントの重要性

カーオーディオの調整が難しい最大の理由は、「リスニングルームが車である」という点です。自宅のオーディオルームと違い、車内は左右非対称で、スピーカーと耳の距離がバラバラです。運転席に座っているあなたは、右側のスピーカーに圧倒的に近く、左側のスピーカーからは遠い状態にあります。

この問題を解決するために、イコライザーだけでなく、以下の機能も組み合わせて調整することが「極意」となります。

  • タイムアライメント(TA):

    これは、各スピーカーから耳に音が届くまでの「時間差」を補正する機能です。例えば、右側のスピーカーからの音をわずかに遅らせることで、遠い左側のスピーカーからの音と同時にあなたの耳に届くように調整します。これにより、すべての音が同時に耳に届くようになり、音場が中央に定位します。イコライザー調整の前に、必ずタイムアライメントを調整しましょう。この調整ができていないと、どんなにイコライザーをいじっても、音の定位が定まらず、最高の音質にはなりません。

  • 音場調整(FADER/BALANCE):

    タイムアライメント機能がない場合でも、この機能で代用できます。運転席に座っている場合、右側のスピーカーが近すぎるため、右側の音量を少し下げる(BALANCEを左に寄せる)と、音場が中央に整いやすくなります。また、FADER(前後バランス)を少しだけ前に調整することで、音がダッシュボード上に定位しやすくなります。

イコライザーは、これらの物理的な調整を行った「後」に、最終的な音質の味付けとして使うのが最も効果的です。物理的な問題を解決してから、音色の調整に入る、これがプロの調整手順です。

高音質への近道!DSP(デジタル・サウンド・プロセッサー)の活用と31バンドEQの威力

最近の高級カーオーディオや高性能なナビには、DSP(デジタル・サウンド・プロセッサー)という機能が搭載されています。これは、イコライザー、タイムアライメント、クロスオーバー(音域の振り分け)などを、デジタル処理で細かく調整できる機能の総称です。

DSPのイコライザーは、一般的なナビのEQよりも調整できるバンド数(周波数の区切り)が多く、31バンドグラフィックイコライザーなど、より細かく、正確な調整が可能です。例えば、一般的なEQが5~7バンドなのに対し、31バンドEQでは、音の「こもり」の原因となる特定の狭い周波数帯域だけをピンポイントで下げることができます。

もしあなたのカーオーディオにDSP機能があるなら、ぜひ活用してください。DSPを使えば、車内を「理想的な音響空間」に近づけることができます。DSPを使いこなすことが、カーオーディオで高音質を追求する上での最大の近道と言えます。

カロッツェリア、アルパイン、純正ナビ…メーカー別イコライザー調整の傾向と特徴

カーオーディオ機器のメーカーによって、音質の傾向やイコライザーの機能に特徴があります。ご自身の機器の特性を知ることで、より効率的な調整が可能になります。

  • カロッツェリア(パイオニア):

    「サイバーナビ」などに代表されるように、DSP機能が充実しており、非常に細かな調整が可能です。特に、「オートタイムアライメント&オートイコライザー」機能は、付属のマイクを使って自動で最適な設定を導き出してくれるため、初心者の方にもおすすめです。音質はクリアでパワフルな傾向があります。

  • アルパイン:

    車種専用の「ビッグX」シリーズなど、車内空間に最適化された音響設計が特徴です。プリセットも車種に合わせたものが多く、初心者でも「良い音」を出しやすい設計です。アルパインの音は、比較的フラットで、長時間聴いても疲れない自然な傾向があります。

  • 純正ナビ(トヨタ、日産、ホンダなど):

    調整できる項目が少ないことが多いですが、「低音」「中音」「高音」の3バンドEQだけでも、上記で紹介した基本のコツ(低音を少し持ち上げ、中音はフラット、高音をわずかに強調)を実践すれば、十分音質を改善できます。純正ナビの場合は、イコライザーよりも「スピーカー交換」の方が、音質改善効果を実感しやすい場合もあります。

「音がこもる」「シャカシャカする」カーオーディオの音質トラブル解消法と周波数特定

イコライザー調整でよくある音質トラブルと、その解消法をご紹介します。トラブルの原因となっている周波数帯域を特定することが、解決への近道です。

音質トラブル 原因として考えられる帯域 イコライザー調整の方向 補足と注意点
音がこもる、モコモコする 低音域(100Hz~300Hz)が強すぎる 150Hz~250Hzあたりを-1dB~-3dB下げる 車内で最も反射しやすい帯域。この帯域をカットするだけで、ボーカルがクリアになることが多い。
ボーカルが引っ込む、迫力がない 中音域(500Hz~2kHz)が弱すぎる 1kHz~2kHzあたりを+1dB~+2dB上げる ボーカルの明瞭度を上げる。ただし、上げすぎると耳障りになるため、少しずつ調整する。
シャカシャカする、耳に刺さる 中高音域~高音域(4kHz~8kHz)が強すぎる 4kHzあたりを-1dB~-2dB下げる 特にツイーター(高音用スピーカー)が耳に近い位置にある場合に起こりやすい。
低音がボンボン響きすぎる 超低音域(40Hz~80Hz)が強すぎる 60Hzあたりを-1dB~-3dB下げる サブウーファーのゲイン(音量)が高すぎる可能性もある。EQだけでなくゲイン調整も確認する。

イコライザー設定の最終チェック!「聴き比べ」で最適な音場作りと満足度を高める方法

設定が終わったら、必ず「聴き比べ」を行いましょう。以下の手順で、あなたの設定が本当に最適かどうかを確認できます。

  1. EQを「フラット」に戻した状態で、普段聴く曲を数曲聴く。
  2. 設定したEQをONにした状態で、同じ曲を聴く。
  3. 「フラットよりも良くなったか?」を自問する。

もし「フラットの方が自然で聴きやすい」と感じたら、それは調整が行き過ぎているサインです。EQはあくまで「補正」と「味付け」の機能。「長時間聴いても疲れない音」こそが、カーオーディオにおける最高の音質です。また、調整には「慣れ」も必要です。一度で完璧な設定を見つけようとせず、数日かけて色々な音楽を聴きながら、少しずつ微調整していくことをおすすめします。

まとめ:カーオーディオのイコライザーおすすめ設定と調整のポイント10選

最後に、この記事で学んだ「カー オーディオ イコライザー おすすめ 設定」のポイントをギュッと凝縮してまとめます。この10項目を意識すれば、あなたはもう立派なカーオーディオの調整マスターです!

  • 1. スタートは必ず「フラット」から:プリセットではなく、すべてのスライダーを0に戻した状態から調整を始めること。
  • 2. 調整は「少しずつ」が鉄則:一度に大きく動かさず、+1dB単位で変化を確認しながら進めること。
  • 3. 物理的な調整が最優先:イコライザーの前に、タイムアライメント(TA)やバランス調整を行い、音場を中央に定位させること。
  • 4. 万能の「Perfect設定」を試す:迷ったら、低音と高音を強調した「Perfect」設定を参考に、自分の機器に合わせて微調整すること。
  • 5. 聴き疲れ防止なら「Eargasm Explosion」:高音がキンキンするのが苦手なら、4KHzを抑えた「Eargasm Explosion」設定を試すこと。
  • 6. 「こもり」の原因を特定:音がこもる場合は、中低音域(150Hz~300Hz)をカットすることで、ボーカルのクリアさを取り戻すこと。
  • 7. 重低音は「締まり」を意識:超低音域(40Hz~80Hz)を強調しすぎず、中音域とのバランスを取って「ブーミー」な響きを防ぐこと。
  • 8. ボーカルは「2KHz~4KHz」で調整:ボーカルをクリアにしたいなら、この帯域をわずかに持ち上げ、聞き取りやすさを向上させること。
  • 9. DSP機能は積極的に活用:多バンドEQやタイムアライメントなど、DSPの高度な機能を使って車内音響の物理的な問題を解決すること。
  • 10. 最終チェックは「長時間試聴」:短時間ではなく、長時間のドライブで聴き疲れしないかを確認し、「心地よい音」を最高のカー オーディオ イコライザー おすすめ 設定とすること。

カーオーディオのイコライザー設定に関するよくある質問とotonariの回答

最後に、読者の皆さんからよくいただく「カー オーディオ イコライザー 設定」に関する質問にお答えします。これらの疑問を解消して、安心して調整を進めてくださいね。

Q. イコライザー設定で音質が劣化することはありませんか?

A. はい、あります。特に、特定の周波数帯域を極端に持ち上げすぎると、音の歪み(ひずみ)が発生し、音質が劣化することがあります。これは、アンプやスピーカーが処理できる許容量を超えてしまうためです。+5dB以上の極端な調整は避け、あくまで「補正」の範囲内で行うように心がけましょう。また、EQで音量を上げるよりも、「不要な帯域をカットする」方が、音質劣化を防ぎつつ音のバランスを整える上で有効なテクニックです。

Q. ナビのイコライザーとスマホアプリのイコライザーはどちらを優先すべきですか?

A. 基本的には、ナビやオーディオ本体のイコライザーを優先すべきです。ナビやオーディオ本体のEQは、車内のスピーカーシステム全体に対して最適化された信号を送るため、より効果的です。スマホアプリのEQは、そのアプリ内の音源にしか適用されないことが多く、Bluetooth接続などで信号が圧縮される過程で、効果が薄れたり、逆に音質を損ねたりする可能性があります。音の出口に近い場所で調整する方が、より正確な効果が得られると覚えておきましょう。

Q. 車種によってイコライザー設定は変えるべきですか?

A. 変えるべきです。軽自動車とミニバンでは、車内の容積や形状が全く異なりますし、純正スピーカーの位置や材質も違います。そのため、ある車で「神設定」だったものが、別の車では「最悪の設定」になることも珍しくありません。この記事で紹介した「Perfect」や「Eargasm Explosion」はあくまで「スタート地点」として活用し、最終的にはあなたの愛車で「耳で聴きながら」調整することが重要です。特に、車のドアや内装の材質による音の響き方の違いは、イコライザーで補正する必要があります。

Q. 3バンドEQ(低音・中音・高音)しかない場合、どう調整すればいいですか?

A. 3バンドEQでも、十分に音質を改善できます。基本の考え方は同じです。

  • 低音(BASS):+1~+2程度。迫力を出す。
  • 中音(MID):0(フラット)または-1程度。ボーカルの自然さを保つか、こもりを解消する。
  • 高音(TREBLE):+1~+3程度。クリア感を出す。

もし音がこもる場合は、中音を-1程度に下げてみましょう。シンプルな機能だからこそ、大胆に動かさず、微調整を心がけてください。3バンドEQでは、「中音域を少し下げる」ことが、低音と高音を際立たせる最も簡単なテクニックになります。

最高の音楽環境で、あなたのドライブがさらに楽しくなることを願っています!


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