こんにちは、otonariです!
あなたは今、「動画のナレーションや配信での自分の声がこもって聞こえる」「オンライン会議で相手の声が聞き取りにくい」といった悩みを抱えていませんか?
一生懸命話しているのに、なぜか声がクリアに伝わらない…それ、実はイコライザー(EQ)という魔法のツールで解決できるかもしれません。
「イコライザーって難しそう…」そんな風に思っているあなたも大丈夫。この記事では、音楽制作のプロが使うような専門的な話は抜きにして、誰でも簡単に、あなたの声を劇的に「聞きやすく」するためのEQ設定の基本を、優しく、分かりやすくお伝えしていきます。
この記事を読めば、もう「声がこもる」なんて悩みとはお別れです。あなたのコミュニケーションが、もっとスムーズで快適になることをお約束しますね!
- 【イコライザー】あなたの声が劇的に変わる!「声を聞きやすく」するEQ設定の基本
- そもそもイコライザー(EQ)って何?声の悩みを解決する仕組み
- なぜあなたの声は「こもる」「聞き取りにくい」のか?原因と周波数の関係
- 【初心者必見】声を聞きやすくするための「黄金の周波数帯」を知ろう
- 80Hz以下はカット!「ローカット」で不要な低音ノイズを徹底除去
- 200Hz〜500Hz:声の「太さ」と「こもり」をコントロールする
- 1kHz〜3kHz:声の「鮮明さ」と「聞き取りやすさ」をブーストする
- 5kHz以上:声の「抜け」と「空気感」を調整してクリアに
- 用途別EQ設定の具体例:ゲームVC・配信・インタビュー動画
- ハードウェアEQとソフトウェアEQ、どちらを選ぶべき?
- EQ設定で失敗しないための「たった一つの重要なコツ」
- 【応用編】EQと合わせて使いたい!コンプレッサーとノイズゲートの役割
- 「イコライザー 声を聞きやすく」したいあなたへ!今日から実践できるEQ設定のステップ
- イコライザーで「声を聞きやすく」する設定をマスターして、あなたのコミュニケーションを次のレベルへ
【イコライザー】あなたの声が劇的に変わる!「声を聞きやすく」するEQ設定の基本
まずは、私たちが目指す「聞きやすい声」とはどんな状態なのか、そしてそれを実現するためのイコライザーの役割について、一緒に見ていきましょう。
そもそもイコライザー(EQ)って何?声の悩みを解決する仕組み
イコライザー(Equalizer、略してEQ)とは、音の周波数帯域ごとの音量を調整するための機材、または機能のことです。簡単に言えば、「音のバランスを整える道具」ですね。
音は、低い音から高い音まで、さまざまな周波数(Hz:ヘルツ)で構成されています。例えば、男性の低い声は低い周波数、女性の高い声は高い周波数に多く含まれます。
声が「こもって聞こえる」のは、特定の低い周波数帯が大きすぎるのが原因かもしれません。逆に「キンキンして聞こえる」のは、高すぎる周波数帯が原因かもしれません。
EQは、この特定の周波数帯だけを「カット(下げる)」したり、「ブースト(上げる)」したりすることで、声のバランスを整え、聞き取りやすくする役割を担っています。
なぜあなたの声は「こもる」「聞き取りにくい」のか?原因と周波数の関係
声が聞き取りにくい原因は、大きく分けて2つあります。
- 物理的な問題: マイクの性能、設置場所、部屋の反響(エコー)、エアコンなどの環境ノイズ。
- 周波数的な問題: 声の特定の周波数帯が過剰、または不足している。
特に「こもり」の原因の多くは、200Hzから500Hzあたりの中低音域が過剰になっていることにあります。この帯域は「声の太さ」を担っていますが、多すぎると音が濁って聞こえてしまうのです。
一方、「聞き取りにくさ」は、1kHzから3kHzあたりの中高音域が不足していることが原因のことが多いです。この帯域は、声の「鮮明さ」や「子音の明瞭さ」を担う、まさに声の「肝」となる部分です。
【初心者必見】声を聞きやすくするための「黄金の周波数帯」を知ろう
声を聞きやすくするためのEQ設定には、いくつかの「黄金の周波数帯」があります。この帯域の役割を知るだけで、あなたのEQ調整は格段にレベルアップしますよ。
| 周波数帯 | 声への影響(役割) | 調整のヒント |
|---|---|---|
| 80Hz以下 | 低周波ノイズ(エアコン、振動など) | 必ずカット(ローカット) |
| 80Hz ~ 200Hz | 声の「厚み」「重厚感」 | 過剰ならカット。男性の声の「深み」を出すのに使う |
| 200Hz ~ 500Hz | 声の「太さ」「こもり」の原因 | こもりを感じたらカット(特に300Hz前後) |
| 1kHz ~ 3kHz | 声の「鮮明さ」「聞き取りやすさ」 | 聞き取りにくい場合にブースト(声の明瞭度を上げる) |
| 5kHz ~ 8kHz | 声の「抜け」「歯擦音(サ行)」 | ブーストでクリアに。上げすぎると「キンキン」する |
| 10kHz以上 | 「空気感」「きらめき」 | 控えめにブースト。音源によってはノイズも増える |
80Hz以下はカット!「ローカット」で不要な低音ノイズを徹底除去
EQ設定の最初の一歩は、ローカット(ハイパスフィルター)を使うことです。これは、80Hzや100Hzといった低い周波数帯から下を、思い切ってカットしてしまう設定です。
人の声の主要な周波数帯は、男性でも100Hz以上、女性なら200Hz以上が中心です。それ以下の帯域には、エアコンの低周波ノイズ、マイクが拾った振動音、口元の「ボフッ」という破裂音など、声のクリアさを邪魔するだけの不要な音が多く含まれています。
この不要な低音をカットするだけで、全体の音がスッキリし、声が前に出てくるように感じられます。まずは80Hzあたりから試してみて、声の太さが失われない範囲で調整してみてくださいね。
200Hz〜500Hz:声の「太さ」と「こもり」をコントロールする
この帯域は、声の「太さ」や「暖かさ」を形作る重要な部分です。しかし、この帯域が過剰になると、声は途端に「こもった」「モコモコした」印象になってしまいます。
もしあなたの声がこもって聞こえるなら、300Hz前後の帯域を少しだけカット(-2dB~-4dB程度)してみてください。劇的に声がクリアになるはずです。ただし、カットしすぎると声が細く、薄っぺらくなってしまうので、調整は慎重に。
1kHz〜3kHz:声の「鮮明さ」と「聞き取りやすさ」をブーストする
ここが、まさに「声を聞きやすく」するための最重要ポイントです!
1kHzから3kHzの帯域は、言葉の明瞭度、つまり「何を言っているか」をはっきりさせる子音(サシスセソ、タチツテトなど)が多く含まれています。この帯域を適切にブーストすることで、声はグッと前に出て、聞き手にクリアに届くようになります。
特に、2kHz〜3kHzあたりは、声の「鮮明さ」を司る「プレゼンス(存在感)」の帯域と呼ばれています。聞き取りにくいと感じたら、この帯域を+2dB〜+4dB程度、試してみてください。プロのエンジニアも、この帯域を調整してボーカルを際立たせることが多いんですよ。
5kHz以上:声の「抜け」と「空気感」を調整してクリアに
5kHz以上の高音域は、声の「抜け」や「空気感」、そして「きらめき」を与えてくれます。この帯域を少しブーストすると、声に透明感が増し、よりクリアで洗練された印象になります。
ただし、上げすぎると「シャリシャリ」「キンキン」とした耳障りな音(歯擦音:サ行のノイズなど)が強調されてしまうため注意が必要です。もし歯擦音が気になる場合は、この帯域を逆に少しカットするか、ディエッサーという別のツールを使うことを検討しましょう。
用途別EQ設定の具体例:ゲームVC・配信・インタビュー動画
EQ設定は、使う目的によっても少し調整が変わってきます。
- ゲームVC(ボイスチャット): 最も重要なのは「明瞭度」です。1kHz〜3kHzをしっかりブーストし、他の音に埋もれないようにしましょう。また、マイクが口元に近くなりがちなので、200Hz以下の低音をしっかりカットして「こもり」を防ぎます。
- ライブ配信: VCと同様に明瞭度が大切ですが、長時間の視聴になるため「聴き疲れしない」ことも重要です。高音域(5kHz以上)の上げすぎに注意し、自然な声質を保ちましょう。
- インタビュー動画: 収録環境のノイズ除去が最優先です。ローカットを厳しめに入れ、もし部屋の反響(エコー)が気になる場合は、中音域(500Hz〜1kHz)をピンポイントでカットして反響を目立たなくするテクニックも有効です。
ハードウェアEQとソフトウェアEQ、どちらを選ぶべき?
イコライザーには、物理的な機材であるハードウェアEQと、PCのソフト上で動作するソフトウェアEQがあります。
私たち一般ユーザーや配信者、YouTuberにとっては、ソフトウェアEQ一択で問題ありません。PCのOSに標準搭載されている機能(Windowsのサウンド設定やMacのAudio MIDI設定など)や、OBSなどの配信ソフトに組み込まれているEQ機能、または無料で使えるプラグインソフトで十分な効果が得られます。
ハードウェアEQは高価で、主にプロのレコーディングスタジオなどで使われます。まずは手軽なソフトウェアから試すのがおすすめです。
EQ設定で失敗しないための「たった一つの重要なコツ」
EQ設定で最も失敗しやすいのは、「ブースト(上げる)」ばかりしてしまうことです。
実は、EQの基本は「ブーストよりもカットを優先する」ことです。なぜなら、音をブーストすると、その周波数帯だけでなく、ノイズや歪みといった不要な成分まで一緒に増幅してしまうからです。
声を聞きやすくするための調整は、まず「こもり」や「ノイズ」の原因となっている周波数帯をカットして取り除くことから始めましょう。その上で、どうしても明瞭度が足りない部分だけを、最小限のブーストで補う。この考え方一つで、あなたのEQ設定はプロのそれに近づきますよ。
【応用編】EQと合わせて使いたい!コンプレッサーとノイズゲートの役割
EQで声のバランスが整ったら、さらに一歩進んでコンプレッサーとノイズゲートも試してみましょう。
- コンプレッサー: 声の「大きい音」と「小さい音」の差を縮め、音量を均一にするツールです。これを使うと、聞き手が音量を調整しなくても、常に安定した音量で声が届くようになり、さらに聞きやすさが向上します。
- ノイズゲート: 一定の音量以下の音をカットするツールです。あなたが話していない時の「サー」という環境ノイズやキーボードの打鍵音などを自動で消してくれ、声だけを際立たせることができます。
これらはEQと並んで、配信や動画制作には欠かせないツールです。EQで声の「質」を整え、コンプレッサーで「安定性」を、ノイズゲートで「クリアさ」を追求してみてください。
「イコライザー 声を聞きやすく」したいあなたへ!今日から実践できるEQ設定のステップ
さて、理論が分かったところで、いよいよ実践です。あなたの環境で実際にEQを調整するための具体的なステップをご紹介します。
あなたの環境に合わせたEQ設定を見つけるための具体的な手順
EQ設定は、マイクの種類や声質、部屋の環境によって千差万別です。誰かの設定をそのままコピーするのではなく、次の手順であなたの声に最適な設定を見つけましょう。
- 【準備】 まずはEQをオフにした状態で、普段通りに話した声を録音するか、リアルタイムで聞ける状態にします。
- 【ノイズ除去】 80Hz〜120Hzあたりをローカットでカットします。声に影響が出ないか確認しながら、不要な低音ノイズが消えるポイントを探ります。
- 【こもり除去】 200Hz〜500Hzの帯域を、極端に大きくブーストしながら、最も「こもって聞こえる」周波数帯を探します。その周波数を見つけたら、今度はその帯域をピンポイントでカット(-3dB〜-6dB程度)します。
- 【明瞭度アップ】 1kHz〜3kHzの帯域を少しずつブーストし、声が「クリアになった」「前に出てきた」と感じるポイントを探します。
- 【微調整】 全体のバランスを聞きながら、声の太さや空気感を調整します。「ブーストは最小限に、カットを優先」の原則を忘れずに。
- 【確認】 EQオンの状態とオフの状態を何度も切り替えて、本当に聞きやすくなっているか、聴き疲れしない音になっているかを確認しましょう。
この手順を繰り返すことで、あなたの「耳」も鍛えられ、より良いEQ設定ができるようになりますよ。
スマホ・PC・オーディオ機器別:イコライザー機能の探し方と使い方
EQ機能は、実は身近なところに搭載されています。
- PC(Windows/Mac):
- Windows: サウンド設定の「再生デバイス」や「録音デバイス」のプロパティ内に「エンハンスメント」や「イコライザー」のタブがある場合があります。
- Mac: 「Audio MIDI設定」や、音楽再生ソフト(iTunes/Apple Musicなど)の設定内にEQ機能があります。
- スマホ(iOS/Android):
- 音楽再生アプリ: ほとんどの音楽アプリ(Spotify, Apple Musicなど)には、再生音を聞きやすくするためのEQ機能が搭載されています。
- システム全体: OSの「設定」アプリ内(特にAndroid)に、システム全体の音質を調整するEQ機能がある場合があります。
- オーディオ機器:
- アンプ/コンポ: グラフィックEQ(複数のツマミが並んでいるタイプ)や、プリセットEQ(Pop, Rockなどのボタン)が搭載されています。
まずはあなたが普段使っている機器やソフトの設定をチェックしてみてください。もし見つからなくても、無料で高機能なEQプラグイン(VST/AU形式)はたくさんありますので、ご安心くださいね。
まとめ:イコライザーで「声を聞きやすく」するための10個以上の重要ポイント
otonariがお伝えしたかった、イコライザーで声を劇的に改善するための重要ポイントを、最後にギュッとまとめておさらいしましょう。
- ポイント1: イコライザーは特定の周波数帯の音量を調整するツールで、声のバランスを整える役割があります。
- ポイント2: 声の聞き取りにくさは、特定の周波数帯の「過剰」または「不足」が原因です。
- ポイント3: 80Hz以下の低音域は「ローカット」で、エアコンや振動などの不要なノイズを徹底除去しましょう。
- ポイント4: 200Hz〜500Hzは声の「太さ」を調整する帯域で、こもりを感じたら迷わずカット(特に300Hz前後)します。
- ポイント5: 声の「鮮明さ」を出すには、1kHz〜3kHzをブーストするのが最も効果的です。
- ポイント6: 3kHz以上は「空気感」や「抜け」を調整しますが、上げすぎると耳障りな音になるので注意が必要です。
- ポイント7: EQ設定は「ブースト」よりも、「カット」を優先するのがプロの基本テクニックです。
- ポイント8: 聴きながら少しずつ調整する「耳」での確認が、プリセットに頼るよりも最も重要です。
- ポイント9: 配信やVCでは、マイクが口元に近くなることで起こる「近接効果」による低音過多に注意し、ローカットで対処しましょう。
- ポイント10: EQの前に、マイクの位置や音量など「物理的な対策」(マイクを口から少し離す、音量を適正にするなど)を優先しましょう。
- ポイント11: EQで声の質を整えたら、コンプレッサーで音量のばらつきをなくし、ノイズゲートで無音時のノイズをカットすると、さらに聞きやすい声になります。
- ポイント12: 誰かの設定を真似るのではなく、自分の声と環境に合わせた調整手順(こもりを探してカット→明瞭度をブースト)を実践しましょう。
イコライザーで「声を聞きやすく」する設定をマスターして、あなたのコミュニケーションを次のレベルへ
イコライザーは、一見難しそうに見えますが、その役割と「黄金の周波数帯」の知識さえあれば、誰でも簡単に使いこなせるツールです。
あなたの声がクリアに、そして聞き取りやすくなることで、オンラインでのコミュニケーションや、あなたが発信するコンテンツの質は劇的に向上します。「声」は、あなたの魅力を伝える最も大切な要素の一つです。
この記事で学んだ知識を活かして、今日から早速EQ設定にチャレンジしてみてください。あなたの声が、もっと多くの人に、もっと心地よく届くようになることを心から願っています!
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